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まずは髪と頭皮の構造を知ることから

 

まずは、髪と頭皮の構造を知ることから

 

髪は、頭皮の表面から外に出ている毛幹部と、頭皮表面から内側に深く潜っている毛根部に区別されます。

通常、「髪」「髪の毛」「毛」と呼ばれている毛幹部は皮膚などと違い、一度傷つくと、それ自体に治癒する能力がないため、その傷は治りません。毛根部は育毛のためには深いほどよいのですが、浅いと、太く元気な髪が育ちにくいうえ、本来ならまだ抜けなくてもよい髪が抜けてしまう異常脱毛を起こしやすくなります。

 

 

毛根部の構造について

 

毛根部とは、皮膚に隠れている髪に関わる組織。目に見えない部分ですが、髪を維持するために重要な働きをしています。

毛根部の構造

 

毛根部イメージ図

毛球

髪の成長を司るさまざまな組織がある部分。丸くなっていることから、「毛球」と呼ばれています。

 

毛乳頭

毛球の凹んでいる部分。主な働きは、「髪の成長に必要な栄養を摂り込む」「表皮細胞を毛母細胞に変化させる」「毛母細胞を刺激して髪を伸ばす」という3つ。神経や毛細血管が入り込んでおり、髪の成長に欠かせない組織です。

 

毛母細胞

毛乳頭細胞から刺激を受けて細胞分裂をし、髪を成長させていきます。また細胞の間には色素細胞が散在し、メラニンを生成して毛母細胞に渡し、そのメラニン量によって髪の色を決定しています。

 

毛細血管

毛乳頭につながり、髪の生成に必要な栄養を送ります。血の巡りが悪くなれば、その分、髪の成長に悪影響を及ぼします。

 

皮脂腺

髪と頭皮を保護する皮脂を分泌します。過剰に皮脂が分泌されると毛穴につまり、抜け毛の原因になりますが、皮脂が不足すると髪と頭皮が守られなくなり、外部からの刺激に負けてしまいます。

 

起毛筋

体温調節のために備わっている筋肉で、意識的に動かすことはできません。鳥肌が立つのは、この筋肉が収縮して髪が立っている状態です。

 

 

毛幹部の構造について

 

毛幹部とは、一般的に「髪」と呼ばれている部分。細〜い髪の中には、さらに細かな組織が存在しているのです。

毛根部の構造

毛幹部イメージ図

毛髄質(メデュラ)

とてもデリケートな構造の無定形細胞とされていますが、この物質の機能や組織など、詳しいことはいまだに解明されていません。

 

毛皮質(コルテックス)

髪の色や弾力など、髪の性質を決定する重要な部分。薬剤の影響も受けやすくパーマやヘアカラーを行う際の対象となります。複雑な構造をもつ皮質細胞と毛髪細胞膜複合体からできています。

 

毛表皮(キューティクル)

キューティクルと呼ばれるもの。健康な状態だと、手触りや艶がよく、美しい髪になります。1枚が3層の構造になっており、光や熱、薬剤などの刺激には強いのですが、摩擦など物理的な刺激に対して弱い一面も。

 

 

ハゲにくい髪ってどんな髪?

髪の成長には毛根部が大きく関わっています。女性のように髪が抜けにくい体質をもっている人は、毛根部が深く太くなっている傾向があります。ハゲを予防・改善するには、まず毛根部を健康にすること。

 

果たして、あなたの毛根部は健康でしょうか? 皮膚の下に隠れてしまっている毛根部は、どのような状態になっているのか見ることはできません。チェックするとすれば、まだ健康な状態で生えている髪を抜いてみて、その先に毛球がついているかどうかを確認することくらい。でも、せっかく生えている髪をぬいてしまうのは……。気が引けますよね。

 

とにかく毛根部の現状がどうであれ、より健康な状態にすることはハゲ予防には必須です。毛根部を健全にするために、髪に関する知識を蓄えて、自分にぴったりのハゲ予防・改善方法を見つけてください。

 

 

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どうしてハゲるの? −皮膚の巻−

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